あなたが失敗したり、何かを誤った場合、罪悪感を持ってしまうことがあると思います。
罪悪感は、本当に厄介で時には精神を破壊してしまうことも。
これまでせっかく幸せに過ごしていたのに、罪悪感を抱くような出来事をきっかけに、不幸になっては大変です。
かといって、生活している中で頭の中に浮かんでくる罪悪感をどうやって消すか分からない人も多いでしょう。
今回は、私が修行でインドに行ったときに、現地の僧侶に教わった罪悪感を消す方法を紹介したいと思います。
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罪悪感を持つ原因は2つある
あなたが罪悪感を持つ原因となったものは、大きく分けて2種類あります。
それがこちらです。
- 悪いことと自覚して行った場合
- 自覚がなく行い、結果的に迷惑をかけていた場合
この2つで、罪悪感を消す方法は異なります。
順番に解決法を見ていきましょう。
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悪いことと自覚して行った場合
あなたが罪悪感を持った原因として、自分で最初から悪いことだと知って行動し、罪悪感を持った場合があると思います。
いわゆる、意地悪、イジメなどです。
例えば、ケンカした友達をわざと仲間外れにしたりすることがこれにあたります。
この場合は、はじめから自分が悪いことをしていると自覚があるので、罪悪感を持ちやすいでしょう。
[quads id=2]罪悪感を消す方法
自分で悪いことと自覚して行った結果、あなたが罪悪感を持った場合は、以下の方法で罪悪感を消しましょう。
■罪悪感を消す手順
- 傷つけてしまった相手に対して、心から謝る
- 罪悪感が消えるように祈る
- 心を入れ替えて、その相手または他の人に善い行いをする
まず、傷つけてしまった相手に対して、心から謝ります。
自分で悪いことをしていると分かってやってしまったのですから、謝ることが第一です。
全力で、心の底から謝りましょう。
相手が怒っていて話を聞いてくれなくても、何度も許してくれるまで謝ることが大切です。
そして、許してもらえたら、次の罪悪感が消えるように祈ります。
心を落ち着かせて、心の底から罪悪感が消えるように祈ってください。
この祈るという行為が、罪悪感を消すためのポイントです。
「誰に祈ればいいの?」という人もいるでしょう。
祈る対象は、神でも、仏でも、光でも、何でも結構です。
とにかく、あなたにとって尊いと思える存在に対して、心の底から祈ります。
すると、次第に罪悪感は薄れていくはず。
そして、「もう悪いことはしない」と心を入れ替え、最後に迷惑をかけた相手に対して、相手にとって善い事をしましょう。
許してくれない相手でも、心を込めて相手に尽くせば、許してくれることがほとんどです。
相手に許してもらったら、罪悪感が完全に消えるまで祈り、善い行いを続けてください。
そうすれば、自然と罪悪感は消えるでしょう。
ただ、中には謝っても相手が許してくれないまま、もう会えなくなってしまう場合もあると思います。
その場合は、仕方がないので罪悪感が消えるように祈ることを始め、心を入れ替えて行動してくださいね。
善い行いを続けて、罪悪感が浮かんだら祈る、これを繰り返すことで、罪悪感はやがて完全に消えます。
続いて、自覚がなく行った後、結果的に相手に迷惑をかけていた場合の罪悪感を消す方法を見ていきましょう。
[quads id=2]自覚がなく行い、結果的に迷惑をかけていた場合
罪悪感の中には、自分で悪いことだと知らずに、結果的に相手に迷惑をかけたり、傷つけたりしてしまうこともあります。
例えば、相手が誤解してしまい、あなたが嫌われて罪悪感を持ってしまうこともあるでしょう。
この場合は、以下の手順で罪悪感を消しましょう。
罪悪感を消す方法
■罪悪感を消す手順
- 傷つけてしまった相手に対して、心から謝る
- 罪悪感が消えるように祈る
- 相手や他の人を助ける
まず、自分で自覚がない場合でも、結果的に迷惑をかけたり傷つけてしまった相手がいるなら、心から謝ることが大切です。
ただし、自分で悪いと自覚していた場合と違って、この場合は仕方がないこともあるでしょう。
自分では全く意図していなかったことでも、相手の受け取り方で傷つけてしまうこともあります。
また、一般的な人には傷つかないようなことでも、ガラスの心を持った傷つきやすい人がいるのも事実です。
この場合は、心から謝ったら、必要以上に悲観的にならないでください。
あなたが心の底から誠実に謝ったのなら、それでOKです。
次の罪悪感が消えるように祈るに移りましょう。
祈り方は、悪いと自覚があって行動したことで罪悪感を持った場合の方法と同じです。
あなたの心を落ち着かせ、静かな気持ちを作ります。
その後、 あなたにとって尊いと思える存在に対して、心の底から祈りましょう。
すると、少しずつあなたの心が軽くなっていくのが分かるはずです。
罪悪感に押しつぶされそうになったら、何度もこの心の底から祈るという行為を繰り返してください。
これはあなたの気持ちを楽にするためには、効果バツグンですよ!
罪悪感が完全に消えるまで、時間を見つけては何度も祈りましょう。
そして、傷つけてしまった相手や、他の人に対して、善い行いしてください。
善い行いをして、その都度浮かんでくる罪悪感を、祈りの力で開放していくことが、罪悪感を消す方法としてもっとも効果的です。
ただ、あなたが罪悪感を持つ原因となった相手の中には、根っからの悪人もいるかもしれません。
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悪人には注意!
世の中には一定数ですが、悪人、いわゆるサイコパスと呼ばれるタイプの人間がいます。
悪人の特徴はこちら。
- 良心が徹底的に欠如している
- 他人に対して限りなく冷淡である
- 悪びれる様子もなく平然と嘘をつく
- 行動や言動の責任を取らない
- 徹底的に自己中心的である
- 自意識過剰で自尊心が強い
- 圧倒的に口が上手い
- 不思議なカリスマ性がある
悪人かどうかは、上の特徴に当てはまるかチェックして確認してみてください。
2つ以上当てはまる場合は、その相手は悪人である可能性が高いでしょう。
悪人は魔界の住人なので、良心が欠如し、常識は通用しません。
悪人は、あなたの罪悪感につけこんで、道徳的に間違った要求をしてくる悪人もいるかもしれません。
この場合は、もちろんあなたは相手の要求を受け入れる必要はありません。
その場合は、まず自分の過ちを謝った上で、相手の要求は受け入れずに、罪悪感が消えるように祈ってください。
今回紹介した方法を、根気強く行えば、必ず罪悪感が消えます。
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まとめ
今回、あなたが罪悪感を持った時に消す方法を紹介してきました。
罪悪感は、本来持つ必要はありません。
ですから、一日でも早く手放すべきです。
あなたが悪いことと自覚して相手に迷惑をかけ、罪悪感を持った場合は、完全に消えるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、人間は過ちをおかす生き物です。
この世に完璧なものが存在しないように、完璧な人間も存在しません。
ですから、反省すべきところはしっかりと反省すれば、罪悪感は手放してしまいましょう。
最後にもう一度お伝えしますが、一番大きなポイントは、心の底から「罪悪感を消したい」と祈ることです。
これを繰り返していけば、あなたの心はきっと軽くなって、いつの間にか罪悪感が消えているはずですよ!
罪悪感を持って苦しんでいる人がいたら、ぜひこの方法で自分を楽にしてあげてください。