こんにちは!開運鑑定師のシャンティーです。
いつも読んでくださってありがとうございます^^
今回は九星気学の歳破についてのお話。
歳破とは、どういう意味か知っていますか?
歳破と聞くと、九星気学をちょっとでも知っている方は、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
ただ、実際の歳破の意味を正しく理解している方って少ないと思います。
実際に歳破について周りの方に聞いてみると、次のような質問がありました。
「歳破の年って何が起こるの」
「歳破の対策ってあるのかな」
「歳破は就職や転職に影響ないのかな」
「歳破の方角へ旅行や引っ越しはどうなんだろう」
こうやって見ると、歳破について気にしている人が多いのですよね。
しかも、占い師の中には歳破は影響ないって教える人もいますので、余計に混乱してしまいますよね!
そこで、今回は歳破の意味、影響はないのか、歳破の対策と回避方法、引っ越し、そして歳破の体験談について詳しく解説したいと思います。
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歳破とは?
歳破とは九星気学における言葉で、その年の凶方位のこと。
1年間、すべての方にとって凶作用を及ぼす恐ろしいものなのですね。
十二支(じゅうにし)にはそれぞれ方角が割り当てられていて、その年の干支にあたる吉の方角を大歳といいます。
例えば、干支が戌の場合、大歳は西北西になります。
【干支が戌の場合】
歳破は、大歳のちょうど真逆にあたる凶の方角を指す言葉で、誰にとっても悪い影響をもたらしてしまう方角といわれています。
戌の真逆は辰で、方角は東南東。
歳破となる東南東への移動は、要注意なのです。
移動というのは、旅行や引っ越しをすること。
大歳も歳破、どちらも毎年変化します。
ですが、一般的な新年と九星気学では、新年の定義が異なります。
一般的な新年 : 1月1日~
九星気学の新年: 2月4日前後(立春)~
つまり、1年間の方位(年盤)が変わるのは、2月4日前後(立春)からということですね。
一般的な新年(1月1日)とは異なりますので、気をつけてくださいね。
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歳破の注意点(流派による違い)
歳破を調べる時に、注意点があります。
それは、歳破が北西、南西、北東、東南になった年の場合です。
十二支は、九星と異なり運行しておりません。
北は子(ね)、東は卯(う)、南は午(うま)、西は酉(とり)と決まっているのですね。
しかし、北西には戌(いぬ)と亥(い)、南西には未(ひつじ)と申(さる)など、干支が2つ入ります。
歳破は、その年の干支と反対方位となりましたね。
北西、南西、北東、東南の場合は、理論上は2つ入った干支のうちの、該当する干支のみが歳破の方位となります。
ただ、流派によっては、北西、南西、北東、東南は2つの干支が歳破になると考える場合もあります。
ですから、北西、南西、北東、東南が歳破になる場合は、該当する2つの干支の方位を気をつければ安心でしょう。
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歳破の影響は?
歳破がもたらす影響は、「破る」という言葉のとおり破壊や破滅という凶作用です。
約束事、商談事、縁談事などに悪影響を及ぼし、失敗に終わる可能性が高くなるでしょう。
【歳破の凶作用】
- 約束事が破られる
- 商談事が決裂する
- 縁談が失敗する
- 大切な物が破壊される
歳破は影響ないと思っていた方、大きな間違いですから注意してくださいね!
では、具体的に歳破はどのような悪影響を及ぼすのでしょうか。
例えば、歳破の悪影響を受けると、事件や事故に巻き込まれてしまうことがあります。
または、人間関係が破綻して争いごとを招いてしまう可能性も!
他には、心や体の不調も影響として挙げられます。
一度歳破の方角へ移動すると、その影響は60年も続くという説まである、恐ろしいものなのですね(+_+)
ちなみに、私の母は、嫁入りの方角が歳破だったことから、結婚を翌年にするようにと親戚中から忠告されました。
そして、結果的には忠告通り、延期したそうです。
今では笑い話ですが、離婚もせず夫婦仲良くしているのは、もしかしたらそのおかげなのかもしれませんね。
私の鑑定を受けに来た方にも、歳破の方角に旅行を引っ越しをしようとしている場合は、歳破の影響がない方角に変更するか、翌年以降に延期するようにお伝えしています。
流れに逆らって、強引に歳破の方角に移動して、不幸になったら後できっと後悔しますからね。
ですので、歳破を甘く見ないで、歳破の方角には移動しないようにしてくださいね!
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歳破の対策
歳破の対策は、方角へ移動しない、行動を起こさないことが一番大切です!
なにも、わざわざ災難に遭う可能性が高い方角に行く必要はありません。
歳破の悪影響を受けて、辛い思いをして後悔するのが目に見えていますからね。
もし、歳破の方角に移動するのを変更、または延期できるならば必ずしてくださいね!
運勢の流れに逆らって、歳破の方角に移動しても失敗するだけです。
約束が破られたり、交渉が失敗したり、せっかくの縁談も破談になってしまいますから(>_<)
しかし、いくら注意していても、自分の意思だけでは避けられないことも。
例えば、自分に権限がなく、歳破の方角に移動しなければならないことも実際にありますものね。
歳破の方角に行く時は?
歳破の方角に行かなければならない時は、方位を司る神社にお参りやお祓いをしてもらいましょう。
私は旅行が好きでよく車で出かけるので、「方違神社」という神社で車をお祓いしてもらいました。
神社でお祓いをしてもらうと、不安感が減り気持ちがスッキリしますよ!
それと、歳破の方角へ車で行くことになった時には、厄除け用のお札にお祈りをしてから外出するのも良いです。
お祈りをして、お祓いしてもらった車で出かけると安心できますからね♪
他には、歳破の方角に移動する前に、吉方位や大歳の方角へ出かける機会を増やすのもおすすめです。
吉方位への移動の効果につきましては、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、大歳の方角へ多く行くことで、歳破の影響を相殺できますよ!
その場合は、より吉のエネルギーが充満する日時を選んで、できるだけ良い気を吸収できるようにしていきましょう。
歳破の影響は甚大なので、繰り返し気長に相殺していくように心がけてくださいね。
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歳破の就職や転職はダメ?
歳破の方角への就職や転職は、トラブルや災難が起こります。
「破れる」という凶作用の影響を受けますので、苦労するでしょう。
特に、就職や転職した後に、約束事を破られたり、商談事が決裂したりと仕事に悪影響を及ぼす可能性が高いんですね(+_+)
ですから、歳破の方角への就職や転職は、できる限り避けた方が無難です。
もし、どうしても歳破の方角に就職や転職をしなければならない場合は、由緒正しい神社でお祓いを受けてください。
お祓いを受けることで、歳破の凶作用を弱めることができます。
歳破の方角に就職や転職を考えている方は、くれぐれも注意してくださいね!
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歳破の時の引っ越しや旅行は?
歳破の方角への引っ越しや旅行は、できる限り控えましょう。
歳破の方角に移動すると、心が落ち着かなかったり、上手くいかないことが多くなります。
つまり、自分に不運をもたらしてしまうということを念頭に置いておきましょう。
せっかく楽しいはずの旅行が、歳破の凶作用で後々トラブルや災難に遭う可能性が高くなってしまいます。
また、新しい引っ越し先で幸せな生活が待っているはずが、歳破の悪影響で引っ越し後に不幸に見舞われてしまいかねません!
ただし、どうしても歳破の方角に移動したいのであれば、翌年の立春(2月4日)以降に延期しましょう。
立春を過ぎれば歳破も変わるので、タイミングを考え直すことで不運から自分の身を守れます。
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方違え
延期が難しい場合には、方違え(かたたがえ)という方法もあります。
方違えは、凶方位を吉方位に変える素晴らしい方法。
具体的には、凶方位に移動しなくてはならない場合、前日までに翌日移動する方角が吉方位になる場所へ一泊します。
例えば、北が歳破だと仮定して南から北へ引っ越しをする場合、一旦、東の方角に経由地をつくり、そこで一泊するのですね。
そして、翌日そこから目的地に移動すれば南から北への移動ではなく、東から北への移動となるので、歳破である北を避けることができます。
実は方違えという方法は、日本の平安時代から続く風習なのです。
古来より方角や方位というものが、いかに重要視されてきたかがよくわかりますよね!
裏を返せば、それくらい方位というのは私たちに大きな影響を及ぼしているということです。
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歳破の体験談
ここで、私の鑑定を受けた方から、歳破の方角に引っ越しをしようとして、災難に見舞われてしまったお話を紹介したいと思います。
当然鑑定した方のお名前は伏せますが、ご本人から歳破の影響を甘く見ないように、そして自分のように後悔しないという強いご要望があり、今回紹介させていただくことにしました。
それでは、歳破の影響の話を。
5年住んだ場所から結婚するために、引っ越しを考えていたBさん。
当時は、歳破や方位の影響など全く知りませんでした。
3年付き合っていた相手と結婚するために、南西の方角に引っ越しをすることにしました。
この年の南西がまさに歳破の方角でした。
引っ越しを決めた時から、歳破の影響は出始めます。
例えば、こちら。
・交際相手とケンカが絶えなくなる(破談を招く)
・営業の仕事で交渉が決裂ことが増える(商談事の失敗を招く)
・友達に約束を破られ負債を負う(約束の破棄)
どれも歳破の凶作用である「破られる」が関係していました。
間違いなく、歳破れの影響を受けていたわけです。
立て続けに起こる災難やトラブルに、さすがにおかしいと感じたBさんは、相談した友人の一人に、方位に詳しい人物がいて、そこで私を紹介していただいたようです。
鑑定をして、歳破の影響を感じた私は、引っ越しを延期できないか、もしくは方角を変更できないか提案しました。
そこで、交際相手と話し合った結果、方角を吉方位に変更しました。
するとどうでしょう。
今まで雪崩式に起きていた災難はパタリと止み、今までのように平和な日々がBさんに戻ってきました。
交際相手とは無事に結婚して、今では幸せに暮らしています。
歳破の影響を嫌というほど味わったBさんですが、あのまま歳破の方角に引っ越していたらと思うと、ゾッとするとのことです。
歳破をはじめ、凶方位への移動は甘く見てはいけませんという体験談でした。
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まとめ
歳破について、歳破の意味、影響はないのか、歳破の対策と回避方法、引っ越し、そして歳破の体験談について紹介してきました。
影響がないと思っていた方には残念でしたが、歳破の方角に移動すると凶作用が及ぶとお分かりいただけたと思います。
歳破は、「破れる」という凶作用から、約束事、商談事、縁談などが破られたり決裂したりで失敗するという悪影響をもたらすものとお伝えしてきましたね。
とにかく歳破の方角には、できるだけ移動しないことが大切だと述べました。
特に、旅行や引っ越しは延期、もしくは違う方角にするなどして対処できればベスト。
そして、もし歳破の方角にいかなければばらない場合は、お祓いを受けたり、方違えで凶作用を回避してくださいともお話ししました。
他には、大歳などの吉方位に旅行に行ったりするのも、歳破の凶作用を減ずることができるとも。
私の鑑定を受けた方からの、歳破の凶作用による生々しい体験談も、歳破を甘く見た場合の恐ろしさを実感していただけたと思います。
ただ、歳破はこちらで注意すれば防ぐことができるものですので、過剰に怖がる必要はありません!