こんにちは、鑑定師のシャンティーです。
今日は、幸運を引き寄せるために、私が普段気をつけていることのひとつ「不幸な人にはできる限り近づかない」というお話をしたいと思います。
もしかしたら、このことを以前どこかで耳にしたことがある方もいるかもしれません。
ただ、実際に行動に移せているかというと、できていないということもあるでしょう。
しかし、あなたが幸運であり続けるためには、ぜひとも意識して取り入れていただきたいことなので、改めてお伝えします。
特に、運気が下がっている時ほど、「不幸な人にはできる限り近づかない」というのを徹底しなければなりません。
では、なぜ不幸な人に近づかない方が良いかをこれから解説していきたいと思います。
不幸な人に近づかない方がよい理由
不幸な人に近づかない方が良いというのは、以下のような理由からです。
■チェック!
- 良い気を吸い取られる
- 不幸がこちらにも伝染する
- ネガティブな影響を受ける
良い気を吸い取られるとか、何やら怖い感じもしますが…。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
良い気を吸い取られる
不幸な人というのは、あなたの良い気も吸い取ってしまいます。
不幸そうな暗い雰囲気の人と一緒にいて、ひどく疲れたという経験はありませんか?
また、一緒に過ごした後で、あなたの身にトラブルが起こったなどということもあるでしょう。
これは、不幸な人があなたの良い運気を吸い取って、反対に悪い運気を送られたことが原因です。
不幸な人というのは、他人に対して自分と同じように不幸な道へと、自然と引きずりこもうとするものなのです。
ですから、不幸な人と一緒にいると、良い気を吸い取られてあなたも不幸になります。
また、不幸な人は闇を好むため、夜間に活発になる傾向があります。
皆が寝静まってから動き始め、同じように不幸な道へと引きずり込もうと、相手を物色します。
そして、ターゲットが見つかったら近づき、親身なふりをして話を聞きながら、相手を陥れるタイミングを見計らいます。
それはまさに吸血鬼のよう。
夜を好む人とは、距離を置いた方が良いでしょう。
不幸がこちらにも伝染する
不幸な人と付き合うと、不幸がこちらにも伝染します。
インフルエンザのような伝染病と同じように、不幸が他人から移るということを知らない方も多いです。
しかし、不幸な人と付き合うと、あなたの身にも不幸が起こりやすくなります。
例えば、このような不幸が起こります。
- 怪我をしやすくなる
- 病気になりやすくなる
- 事故に遭う
- 仲間外れにされる
- イジメられる
- 暴力を振るわれる
- 暴言を吐かれる
- 悪い噂をたてられる
- 悪人が寄ってくる
- 破産する
- 詐欺に遭う
これは、不幸があなたに移ってしまったからです。
一度不幸が移ると、なかなか抜けられません。
不幸な気があなたにまとわりついてしまうのです。
闇に近づいても光はありません。待っているのは底なしの闇だけです。
このような時は、不幸な人との関係を断つ、または幸運な人と付き合うように意識してください。
ネガティブな影響を受ける
不幸な人と一緒にいると、ネガティブな影響を受けます。
特に、不幸な人のマイナス思考は、あなたの思考をもマイナスにしてしまう力があります。
人はなぜ不幸になるのか?
それはネガティブな思考が不幸を引き寄せているから。
不幸を引き寄せるのは、その人の思考です。
幸せな人に比べて、不幸な人はネガティブなことを考えている時間が圧倒的に長いです。
引き寄せの法則というのを聞いたことがある方もいるでしょう。
これは、自分が考えることが現実となるというもの。
不幸なことばかり考えていると、不幸をどんどん引き寄せてしまうというわけです。
これは、アメリカの名門ハーバード大学で30年以上にも渡って研究された結果でも証明されています。
実際にあった話
私が知る中で最も印象に残った出来事をお伝えいたしましょう。
この話に出てくるAさん(30代後半の男性)には、記事に挙げる許可を頂いています。
Aさんとは、ちょうど5年前に出会いました。
彼はのどかな田園風景が広がる地方から、仕事の関係で上京しました。
出会った時の第一印象は、爽やかな笑顔が眩しい、素直で優しい好青年。
彼は都内の有名な老人ホームに、介護福祉士として勤務していました。
どんな人にも分け隔てなく優しく接し、懸命に働く人気者。
そんな彼が変わり始めたのは、仕事中に腰を痛めてしまって仕事を休んでいる時でした。
ご存じのように、介護のお仕事は激務で、腰痛を患っている方が多い職場です。
仕事を休んで家で横になっていると、着信が入ります。
それは、以前職場で仲が良かった先輩でした。
ただ、この先輩は他のスタッフとは頻繁に衝突するトラブルメーカーでした。そのため、Aさん以外には避けられていました。
その先輩はヘルニアを患って、職場を退職し、その後は音信不通となっていました。
久しぶりの先輩からの電話が嬉しく、時間もあったので長電話をしたようです。
そして、Aさんの現状を伝えると、先輩が今度遊びに来てくれることになりました。
3日後、Aさんの住むアパートに現れたのは、以前とは別人のように派手になった先輩の姿でした。
言動も荒っぽくなっていて、どことなく人相が悪くなっているのが気になりました。
そして、長年連れ添った奥さんとは別れて、今はキャバ嬢と付き合っているという話でした。
独り身のAさんからすると、羽振りが良く若い彼女がいる先輩を羨ましく感じたそうです。
部屋で詳しく話を聞いてみると、あるネットワークビジネスでお金を稼いでいるとのことでした。
そして、Aさんに儲け話があると誘ってきたのです。
激務である介護の仕事に悩んでいたAさんは、「楽に儲かる」という甘い言葉に乗っかります。
その仕事は、高齢者をターゲットにしたねずみ講のようなも詐欺行為でした。
高齢者の扱いに離れていたAさんは、初めての案件で10万円を手にします。
最初の頃は、人を騙してお金を得ることに抵抗があったと言います。
しかし、繰り返していくうちに味を占めて、詐欺行為で大金を手にしていきました。
月収が200万、300万と増えていくにつれ、高齢者を騙すことに罪悪感が薄れていきました。
先輩と同じように、派手な格好をして高級車に乗り、夜な夜なキャバクラ通いの日々を過ごすようになります。
一緒につるむ人間も、悪さを平気でするような輩が寄ってきました。
ですが、人をだまし続けていた報いは突然やってきます。
ある時、Aさんの顧客とトラブルが発生し、相手の家族に訴えられたのです。
そして、Aさんは詐欺罪で有罪判決が下されてしまいました。
幸いAさんは初犯だったこと、そして被害者の家族と示談が成立したため、懲役2年で執行猶予3年でした。
しかし、Aさんは地方で暮らす両親や兄弟に事件がバレて、疎遠になってしまいました。
Aさんが逮捕された後は、今までつるんでいた仲間だと思っていた人間も、急に離れていくようになりました。
また、詐欺で手にしたお金は湯水のように使ってしまい、手元にはお金が残っていません。
家族、仕事、お金を失い、一気に貧しい生活へと転落してしまったのです。
さらに追い打ちをかけるように、不摂生が祟って糖尿病の合併症で網膜症を引き起こし、左目に視覚障害が残ってしまいました。
私は昨年たまたま友人と街中を歩いている時に、好青年の面影もない、みすぼらしい姿のAさんを見かけて唖然としました。
余りにも変わり果てた姿に驚き、私は声をかけて喫茶店に移動し話を聞いて、この5年の間に何が起こったのかを知ったのでした。
「先輩の儲け話に乗らなければ…」
Aさんは、職場の皆が避けていたトラブルメーカーの先輩に近づいたことを深く後悔していました。
結論を言いますと、この先輩は不幸を呼び込む人だったのです。だからこそ、多くの人は自然と先輩を避けていたのです。
そして、この先輩と付き合うことで、Aさんも不幸になってしまいました。
私はAさんに「不幸を呼び込む人とは付き合わないように」と話し、その後地元に戻ったAさんは、実家の農業の手伝いをして真面目に働いているそうです。
Aさんのように根は真面目で優しい人でも、一人の不幸な人間と付き合うことで、人生が狂ってしまう可能性があることを実感した出来事でした。
まとめ
今回は、幸せな生活を送るためには、不幸な人には近づかない方が良いというお話をしました。
特に、運気が下がっている時は、あなたを不幸の道へ引っ張るような人が近づいてきます。
そして、厄介なのが不幸を呼び込む人は、悪を隠して笑顔で近づいてくるところ。
ただ、一般的な感覚を持っていれば、笑顔の裏側にある悪を、何かしらの雰囲気で見抜けます。
しかし、運気がダウンして上手くいっていない人は、冷静な判断を下せず、ついつい悪人にひっかかってしまうことがあります。
そういう時は、家族や友人など、あなたの周りで信頼できる人に相談しましょう。
第三者は冷静に物事を見ることができる場合が多いからです。
幸せになりたいなら、とにかく不幸な人には近づかないことをお忘れなく!