この世界で生きるのが辛いと思うのは当然のこと
この世界で生きていて、辛いと思ったことがない人はいないでしょう。
この世界で生きるのが辛すぎて、自ら命を絶ってしまう方もいます。
しかし、リセットしても、この世界の仕組みが分からないと、また違う世界に生まれ変わって同じことを繰り返してしまいます。
そもそも、この世界で生きるのが辛いと思うのは当然です。
なぜなら、この世界は神ではなく自我が作ったからです。
神は神の子である私たちに苦しみを与えるはずがありません。
この世界は、天国にいる私たち神の子が、ふと「私とは何者か?」という疑問を持ち、分離が可能である(それぞれ自己が存在する)と信じたことで、「天国とは別の世界がある」という自我が作った夢です。
そう、この世界は夢なのです。
私たちは夢の中で、「生きている」と勘違いしていますが、実際は夢を見ているだけなので、目覚めてしまえば自分が神の子であり、天国にずっといたことを思い出します。
しかし、自我が作ったこの夢は、神のいる天国ではなく、地獄です。
分離は、私たちに罪悪感を植え付け、神の代わりになって私たちを従わせ地獄に引きずり込もうとします。
そのため、この世界で生きていくのは辛いのです。
ですが、私たちは今も変わらず神の子です。
神の子は本来、神と同等の力を持っているため、自分が神の子であるという真理を思い出せば、たちまち自我は消え去ってしまいます。
ただ、真理を思い出すためには、分離を信じて夢を見ている私たちの洗脳を解いてくれる聖霊の助けが必要です。
聖霊は、夢を見ている私たちが、この夢から目覚めたいと思うまで、辛抱強く見守ってくれています。
では、なぜ聖霊は私たちを強引にでも、目覚めさせるように導いてくれないと思う方もいるでしょう。
神の子は、神と同等の力を持つために、神の子の意思に反する行為を聖霊が行うことができないのです。
ですから、まずは私たちが、この悪夢から目覚めたいと心の底から望み、聖霊に助けを求める必要があります。
聖霊は、私たちの助けを聞き逃すことはありません。
私たちがこの悪夢から完全に目覚めるまでサポートしてくれます。
私もこの世界の仕組みを理解してから、聖霊にサポートを求め、目覚めへと向かう(自我から洗脳を解く)訓練を続けています。
この世界にどっぷりと浸かってしまい、この世界の中に幸せを見出そうとしている方からすれば、私を狂人と思うかもしれません。
しかし、私は神の愛に守られながら、心穏やかに過ごしています。
いずれは全ての方々が、この世界=夢であり、自分が神の子であることを思い出します。
私も完全に目覚めるまで、聖霊に助けを借りながら、日々目覚めるための赦しの実践を続けていきます。