こんにちは、鑑定師のシャンティーです。
私は毎日、奇跡講座を学んでいます。
つい先日奇跡講座のワークブックを実践し、深い瞑想状態にある時に気づいた大切な気づきがあったので、今日はその気づきである「人生のシナリオは生まれつき決まっている」というお話をしたいと思います。
この世の中では、人生をより良く、幸せになるために毎日の生活を送っている方がほとんどだと思います。
「お金持ちになりたい」
「スペックの高いイケメンや美女と結婚したい」
「立派な家に住みたい」
「健康になって長生きしたい」
などなど、様々な目標を立てて、それに向けて努力をしているはずです。
目標を実現しようと、引き寄せの法則などを行い、自力で幸せを呼び込もうとしている方もいるでしょう。
このように努力をすることは悪い事ではありません。
しかし、肝心なことを知っていなければなりません。
人生のシナリオは全て決まっている
それは、「人生は生まれた時から全てが決まっている」という事実です。
あなたがどこで生まれ、どういう家庭環境で育ち、大人になり、やがて寿命を終える全てのことが、生まれた瞬間に決まるということです。
何かに向けて行動することも、あなたの人生のシナリオの一部ということです。
例えば、28歳の誕生日を迎えた独身のあなたが、急に思い立って結婚相手を見つけようと婚活に精を出しているとしましょう。
そして、友人や家族に紹介してもらったり、婚活サイトに登録して何人かとデートを重ね、結果的には街中で偶然再会した同級生と30歳に結婚することになりました。
これらすべては、あなたが生まれる前から決まっています。
28歳まで独身であったこと、急に結婚したくなったこと、結婚相手を探すために紹介してもらったこと、何人かの異性とデートをしたこと、街中で偶然出会った同級生と30歳で結婚したことも、すべてはシナリオ通りということです。
このシナリオは、あなたがいくら変えようとしても変えられません。
どうやってもシナリオ通りにしかならないのですから、無駄にあがくのは止めて、自然な流れに身を任せて、シナリオに沿って人生を歩んだ方が生きやすくなります。
私もこの事実を知るまでは、より良い人生を生きようと、努力すればシナリオを変えられると信じて、もがきながら、あがきながら人生を歩んできました。
シナリオは変えることができないということを知り、肩に力が入っていたものが、スッと抜けて軽やかになりました。
しかし、これだけでは「シナリオの内容によって一喜一憂する」ということは変わりません。
例えば、急に仕事を失ったり、詐欺に遭ってお金を失ったり、パートナーを失うなど、ショッキングな出来事に遭うと、落ち込んだり、悩むのが一般的だと思います。
反対に、宝くじに当たって大金を得たり、就職先が見つかるなど嬉しい出来事が起これば、気持ちも上がります。
このように、シナリオの内容によって心が浮き沈みを繰り返すのは、シナリオに振り回された人生を過ごすのと同じことです。
ただ、「どうせシナリオ通りにしかならないんだから…」と投げやりな人生を送るのもいけません。
シナリオ通りにしかなりませんが、他人への思いやりの気持ちを持って生きることは必要です。
また、シナリオの内容に絶望する必要もありません。
シナリオを受け止めながらも、大切である本質の部分にフォーカスすることが求められます。
シナリオの内容よりも大切なこと
シナリオの内容よりも大切な本質の部分とは、あなたが神に愛されている存在であるという真理を知ることです。
この事実を知れば、シナリオで何が起きようが、あなたの心は影響されません。
例え、シナリオでショッキングな出来事を経験しても、「私は神に愛されている存在だ」と思い出すことで、苦しい気持ちは必ず去ることでしょう。
というよりも、「私は神とひとつである神の子」という真実を受け入れられないと、いくら裕福な生活を送ろうが、誰もが羨むイケメンや美女と結婚しようが、健康で病気ひとつない体であろうが、本当の意味での幸せは実感できません。
私たちは、世の中に流され、影響を受けながら自分のシナリオに一喜一憂する生活を送っています。
しかし、自分が神の子であるという真実を忘れずにいることができれば、シナリオに影響を受けずに、心が平安で幸せな状態(神とひとつであることを実感している状態)を保つことができます。
どのような人生を送ろうと、必ずどこかのタイミングで神の存在を意識せずにはいられない時がやってきます。
そして、あなたの中に神の存在を気づいた時が、あなたの本当の人生の一歩となることでしょう。
真の意味の幸せを実感するためにも、シナリオに振り回されないようにしつつ、自分が神の子であるという真理を忘れないようにしましょう。
「自分が神と繋がるなんておこがましい」と思っているならば、全くの誤りです。
私たちは一人残らず、神に愛される権利を持つ神の子です。
特に、辛いシナリオに絶望している時に、この真実を思い出していただければ幸いです。