こんにちは、鑑定師のシャンティーです。
今日は神秘思想の中の「心の力」についての話をしたいと思います。
今この世界では新型コロナウィルスの影響で、多くの方々が不安な毎日を過ごしています。
ウィルスに感染する恐怖、失業する恐怖、破産する恐怖と、実に様々な恐れを抱き、将来に希望を持てないのも当然かもしれません。
しかし、真の意味で「心の力」の偉大さに気づくことができれば、不安は軽減され、やがて消滅します。
「そんな訳ない」
「心の力とか、なんか怪しくない?」
という声が聞こえてきそうですが、私は実際に奇跡講座を学び始めて、心の力の偉大さに気づいてから、心が平安である時間が増えました。
そして、心の力を活用するようになって、この世界でも物事がスムーズに運ぶようになったのです。
心で思い描いたことがすべて形になって現れる
私のいう心の力とは、「心で思い描いたことがすべて形になって現れる」というものです。
極端な話、不幸になる人は、自ら不幸を招いて現実化してしまっていることになります。
現在辛い状況に置かれている人は「ふざけるな、私が不幸なのは他の誰かのせいだよ」と思うかもしれませんが、これは事実です。
つまり、貧乏な人は貧乏を望み、病気の人は自ら病気になることを望んでいるのです。
今まで不幸は外からやってくると思っていた人にとっては、なかなか受け入れられない、受け入れたくない事実かもしれません。
ですが、奇跡講座やインドの聖典を読んだことがあれば、当然のこととお分かりいただけるはずです。
実際に、あなたの周りにいませんか?
いい加減に生きているように見えるのに、本人はいたって幸せそうな人。
これは、心の中で自分が不幸になるのを想像していない人と言えるでしょう。
もしくは、心の中に神がいることを信じている人かもしれません。
お金持ちがずっとお金持ちでいられるのは、貧乏である自分を想像できないからです。
一方で、貧乏が染みついている人は、お金持ちである自分を想像できないから、いつまでも貧乏のままのです。
病気になりたくなかったら、自分が病気になるという考えを決して受け入れてはいけません。
それだけでも、病気にかかることはかなり少なくなるはずです。
末期のガンが急に消えるなど、科学では説明できないことが起きた時は、この心の力が正しく働いたと言って良いでしょう。
反対に、真面目に生きているのに、次々と不幸がやってくる人。
これは、心の中が不安や恐怖で占められ、不幸になる自分しか思い描けない人です。
または、無神論者であったり、神を憎んでいる人かもしれません。
心の力を軽んじたり、心の力を誤って使用すると、不幸から抜け出すことはできません。
心で何を考え、何を信じているかが、私たちの人生に大きな影響を与えるという事実を知っているかどうかで、人生は幸せにも不幸にもなり得るということです。
心で思い描かないものは現れない
これは裏を返すと、心で思い描かないものは現れないということ。
つまり、貧乏を想像できなければ、貧乏になることはあり得ません。
自分が病気になることを想像できなければ、病気になることはあり得ません。
例えば、新型コロナウィルスに本気でかかりたくないと思い、心の中でも自分がコロナに感染するという考えを持たなければ、基本的にかかることはないはずです。
破産する自分を心で思い描かなければ、一時的に困窮しても親からの資金援助や給付金など何かしら救済があって、破産を免れることができるでしょう。
不安な気持ちを抱いたら、心の中でその不安が現実になることを決して受け入れないようにしてください。
ただし、宿命は基本的に変えられない
ただし、私たちが生まれもった宿命は基本的に変えられません。
例えば、私たちは生まれた時に、すでに寿命が決まっていて、そのシナリオ通りに人生が進んでいきます。
病気になったり、事故に遭うことが宿命で決められていたなら、それは変えることが基本的にはできないのです。
あなたが心の底から望んでいない出来事が起こった場合は、宿命と考えてください。
しかし、「本当の自分とは何かを知る」というミッションをクリアすれば、病気や事故に遭うというシナリオを書き換えることも可能です。
病気や事故によって私たちが経験すべきだったことが、省略されることがあるのです。
心の力と神との関係
困難を省略するには、心の中の神の存在に気づき、神と共に生きることを決意しなければなりません。
なぜなら、真の心の力というのは、神に属しているからです。
心の力に気づくというのは、すなわち神の力を受け入れたことになります。
ニュートン、エジソン、キュリー夫人、アインシュタインなど、世界的に偉大と評される科学者のほとんどが神の存在を信じています。
私たちが心の力に気づき、神を信じて正しい心の状態(心が常に平安であること)でいることができれば、幸せ以外はあり得ません。
一人でも多くの方が、神への信仰と心の力の関係を知り、幸せな日々を送っていただくことを私は願っています。